2005年に開港、全国的にも珍しい空港の施設内にホールを持っている中部国際空港。こちらで毎年開催されている「セントトレア空港音楽祭」に、スギテツは2012年から参加をさせていただいており、杉浦が監修も務めさせていただいております。
コロナ禍以降はイベントも規模縮小を余儀なくされ、しばらくご無沙汰となっていたセントレアですが、この日は特別編ということで、”セントレア空港音楽祭「音楽のきずな」コンサート”と題されたプレミアムなステージが開催されました。
「セントレア空港音楽祭」の特別企画として開催される、セントレアの音楽仲間の絆でつくるジャンルを超えたまさにプレミアムなコンサート。6月に、アメリカで創設された音楽団体・Women Songwriters Hall of Fameが贈る「女性ソングライター殿堂賞」を日本のシンガーとして初めて受賞したシンガーソングライター、八神純子さんを中心に、名古屋フィルハーモニー交響楽団の奏者を中心とする室内アンサンブル「名古屋ヴィルトゥオーゼン」、「スギテツ」など、セントレアと深い絆で結ばれるアーティストのコラボレーション満載のステージでした。
八神さんとは数年前に岐阜にて西濃運輸主催の「カンガルーコンサート」にてご一緒させていただいたことがあるスギテツですが、実は杉浦は八神さんと同じ中学校というご縁もあります。
今回の目玉として、八神さんの母校の愛知淑徳高校のオーケストラにもご参加をいただき、公演の数日前に校内のリハーサル室に八神さんが来られての入念なリハを経て、いざ本番!
空港音楽際でお馴染みの東海ラジオ源石和輝アナの軽妙な司会からスタート、企画のボスであるセントレアの佐渡さんの挨拶を挟み、淑徳中高オーケストラのオープニング演奏、そしてやはり空港の常連組であるシンガーソングライター・あきいちこさんのパワフルなステージで幕を開けました。
続いて名古屋ヴィルトゥオーゼンによる室内楽の美しい調べがホールに響き渡り、こちらには岡田鉄平も一部参加、ヴィヴァルディ「秋」のソリストを務めました。
お次がスギテツ。今回は途中から淑徳中高のオーケストラも混ざり、賑やかなで笑いの絶えないステージが展開。
そしてトリは八神純子さん!
ソロ弾き語り、スギテツの2人のサポートによるトリオ、あきいちこさんのコーラスと曲を追うごとにメンバーが増え、パーカッションのミキヒトさんと名古屋ヴィルトゥオーゼンも加わっての「みずいろの雨」はまさにクライマックス。のびやかな八神さんの歌声を皆さんの演奏で支え、最後は淑徳オケも加わり、フィナーレのセントレア公式イメージ曲「翼があるなら」を熱演しました。
今回、この公演を実現するための文化庁の助成制度(AFF2)申請へのアプローチから、企画構成とプロデュース、さらに八神さんの弾き語り以外の楽曲の編曲も全て杉浦が担当したため、夏はこのコンサートの準備に追われっぱなしでしたが、無事に大盛り上がりで終えることができました。
ご来場いただいた皆様、八神純子さん、名古屋ヴィルトゥオーゼンの皆さん、淑徳中高オケの皆さん、あきいちこさん、ミキヒトさん、源石アナ、そして佐渡さんをはじめとするセントレアのスタッフの皆様、ありがとうございました!
※この公演について、八神純子さんが毎日新聞の連載で触れてくださっています。
ぜひご一読ください!