01/10 クラシックで遊ぼう! スギテツ”新春”音楽会@清水




年明け初コンサートは静岡県清水区。「ちびまるこちゃん」でお馴染みの旧清水市の清水文化会館マリナート大ホールにて、「スギテツ”新春”音楽会」と題されたステージでした。

月末の沼津、焼津と合わせて3公演、ファミリーでの事前申し込みに限りますが、鑑賞無料という文化庁の助成事業の一環としてのシリーズコンサートで、主催は15年近くお世話になっているテレビ静岡さん。

テレビのスポットなどで募集をかけて下さり、おかげさまで定員を大幅に上回る応募をいただいたそうです。とはいえ、ここ数日の状況で実施されるかどうかドキドキでしたが、無事に当日を迎えました。

・・・が、朝9時にスタッフが会場入りをすると、別の問題に直面!何と、原因不明の停電が、地域一帯ではなく、このホールだけに起こってしまっていたのです。

最初はすぐに復帰するかなと思いきや、なかなか電気は点灯せず・・・予備灯の薄暗い明かりの中、唯一作業が進んでいるのはピアノの調律だけという異常事態が続きます。

スギテツの2人は10時に会場入りしましたが、リハーサルもできないので、終演後に予定していたNACK5の「スギテツのGNRR」の収録を、やはり薄暗い控え室でスタートさせました(写真)。ちなみにこの収録も本来、いつもの大宮の本社スタジオで予定されていたのが宣言を受けて、急遽の出張収録となりました。

保安協会、中部電力の方々が次々にやってきて復帰を試みていたのですが、結局、時間までに電気を通すことが難しいという結論となったらしく、電源車を手配することになり、車が到着したのが開場時間の13時。お客様はロビー待機で、急遽音響などの機材と電源車を繋ぎ、1分足らずのサウンドチェックのみで13時半に開場。何とか定刻14時ちょっと過ぎに開演することができました。

電源車からは、必要最低限の電気しか供給できないという事情で、大きなホールなのに薄暗いステージでコンサートはスタート。

とはいえ、始まってしまえばいつも通りの盛り上がりで、事前に配布したブラボー用紙も客席で大活躍。「全集中」なモーツァルト、新春クラシックメドレーなどの新ネタも交えながら、あっという間の1時間のステージを無事終えることができました。

本当にヒヤヒヤものでしたが、新年早々、スギテツにとって一生忘れることのできないステージとなりました。

ご来場いただいた皆さまには、薄暗い、トイレが使えないなどご不便をおかけして申し訳ありませんでしたが、足を運んでいただき、ありがとうございました。

また、あり得ないアクシデントで時間のない中、迅速に準備をしてくださったマリナートのスタッフの皆さま、音響スタッフの皆さま、そして一番ヒヤヒヤされていたであろう責任者Sさん含むテレビ静岡事業部の皆さまも、ありがとうございました!