年に１度のお楽しみ企画、クラブツーリズム関西さんの主催によるスギテツのレクリエーション企画。今年は４年ぶりの日帰りレクで、１月１７・１８日に開催されましたが、好評につき追加日程が出まして、この日が千秋楽となりました。全ての日程が終わったのでネタばらしをしながらのレポートです。

あいにくの雨でしたが、名古屋駅に集合したお客様は満員のバスに揺られ博物館明治村へ。アルバムのジャケット撮影をした聖ザビエル天主堂にてウェルカムコンサートからスタート。アルバムの中ジャケで使ったシルクハットとヒゲのコスプレをしたスギテツの２人が、美しいカノンの旋律の演奏でお客さまをお迎えします。

この企画のためにでっちあげた「明治」好きモーツァルト（遠足のお菓子付き）や、あの事件に因んだヴァイオリンによるレバノンのパトカーの初披露、ドラマのロケ地として有名な明治村をモチーフとした作品など、美しい教会の中でさまざまな曲を演奏しました。

コンサートの後には、アルバムのジャケットを撮影していただいたカメラマンの高木さんが観に来てくださっていたので、急遽お願いをして集合写真の撮影というサプライズもありました。

この後は自由見学時間をはさんで、もうひとつの撮影地「ヨハネ教会」でお客様と撮影会。さらに、明治村ホールにて食事会と、慌ただしいスケジュールでしたが、撮影会や食事会でお客様とコミュニケーションをしたり、和気藹々とした雰囲気でイベントは進んでゆきます。

さて、明治村を離れた後は、クセの強い神社でシークレット参拝。出発時に名鉄観光バスの運転士さんが行き先をバラしてしまうというハプニングもありましたが、その神社とは「桃太郎神社」でした。コンクリート仏像の作家としてマニアに人気のある浅野祥雲氏による桃太郎や犬、さらに桃の形をした鳥居など、「インスタ映え」するオブジェだらけの神社です。

到着時、1月の公演ではバスを降りた駐車場で、この日は雨のためバスに乗り込んだ桃太郎と犬による（？）ミニコンサートも開催されました（お土産のきびだんご付き）。

そして桃太郎神社からリニア・鉄道館へのバス移動にはスギテツも乗り込み、世にも珍しい「バスライブ」のスタート！杉浦による犬山や周囲の観光地の案内に、ヴァイオリンで因んだBGMを奏でるというオリジナリティ溢れる（？）演目から始まりました。（ちなみにバスライブのスギテツの２人は私服です。）

そして、スギテツのバンドバージョンの時にドラムで参加をしていただいている近藤浩之さんがこのレクに参加をしてくださったので、急遽ダンボールでカホンを作って参加をしていただき、１曲演奏。

さらに、３回のレクでの恒例企画となった、お客様による生カラオケ大会に突入。近藤さんにも参加をしていただき、あらかじめ参加していただくお客様からリクエストを募り、紅白歌合戦さながらの盛り上がり！一般のお客様に混じってご参加いただいた、杉浦の友人でもある明治村の所長Uさんや、昨年10月の「中日新聞こども音楽会」の企画制作でお世話になっている広告代理店のベンチャー社長Uさんも熱唱して下さいました。

リニア・鉄道館に到着すると、すぐにホジ6005形式 蒸気動車へ移動。もともと明治村に展示されていたこの車両のエンジン部分を、このレクのためにご開帳いただけるということで、鍵盤ハーモニカとヴァイオリンによるファンファーレの演奏付きで開帳式を開催。

この後は自由見学を経て、17時25分に流れるスギテツによるリニア・鉄道館閉館音楽「蛍の”ひかり”号」を合図に、お客様はエントランスに集合。その間に急いでサウンドチェックを済ませ、0系新幹線の前に設けられた特設ステージにてコンサートが開催されました。

0系から700系までの新幹線の車内チャイムを、スギテツの２人が移動しながら各車両の前で解説＆演奏をするという、他にお客様が誰もいない閉館後の贅沢な空間を有効利用したプログラムを交えながらの楽しいステージ。

この日はさらに、リニア・鉄道館の館長Aさんもいらっしゃったので、急遽お話をお伺いするコーナーも設けられました。貴重なお話をたくさん伺い、最後は照明を落として「蛍の”ひかり”号」の館内放送と生演奏のコラボという、これまたとても贅沢な時間を共有することができました。

・・・そしてレク企画最後のイベントは、リニア館から名古屋駅までの移動時間を利用しての「バス宴会」。レク恒例の危険なユニット「テツスギ」の演奏からスタート、ビールで乾杯、そして「音楽大喜利」という、お客様からその場でお題を複数募って、その場で曲にしてゆくという、普段のコンサートでは絶対できないスリリングな大アドリブ大会が展開され、あっという間に名古屋駅へ。

３回のレクリエーション企画にご参加いただいた、のべ１００名余りの皆様、明治村所長Uさん＆スタッフの皆様、リニア・鉄道館のA館長＆スタッフの皆様、クラブツーリズムのYさん、バスの運転士さん、本当にありがとうございました！

また来年の開催も、楽しみにしていてください！

※ブログのお写真はご参加いただきましたAさんからご提供いただきました（３回分が混ざっています）。この場を借りて御礼申し上げます！