コロナ禍がまるで嘘のように、昨年や夏までの中止・延期案件も含め、トータルで何と23日もコンサートがあった10月のスギテツ。そのトリを飾ったのが横浜のMINT HALLで開催された「スギテツ・ボツネタ・フェスティバル 2021」です。

東名阪と福岡で実施した「ボツネタ品評会」をバージョンアップしたこの公演は、品評会では会場の設備的にできなかった映像演出ありきの「ボツネタ」を惜しげもなく披露するという、とにかくレアな企画で、ライブハウスでのコンサートもコロナ禍以降初めて。「品評会」はどこも客席は半数指定でしたが、こちらは８割ほどOKだった上、チケットも完売に近い状況だったので、幕が開いた途端、何とも言えない高揚感が生まれたステージになりました。

ボツネタフェスということで、時代のアダ花となってしまったあのネタこのネタがめくるめくスピードで進んでゆく展開に、会場のお客様もヒートアップ。あっという間の１時間半のステージでした。

また、ここのところ学校のコンサートの頻度が高かったので、ほぼ大人で埋め尽くされた客席の前でというのも、ある意味とても新鮮でしたし、生配信もあったので、全国各地の方々にきっと見たことがないであろう、さまざまな作品をご視聴いただくこともできました。

さらに、会場のMINT HALLはもともとO-SITEというグランドピアノが常設されているライブハウスで、スギテツも何度も出演させていただいてましたが、これまでもお世話になっていたブッキングマネージャーのNさんをはじめスタッフの皆様は、経営者が変わっても続投だったので、ホームグラウンド感は変わらずという感じでリラックスして臨めたのも、とてもよかったです。

こちらの公演、3/18&19に名古屋と大阪でも再演が決まったのでここでは演目について敢えて触れませんが、ぜひこのチャンスをお見逃しなくです！

ご来場いただいた皆様、配信をご視聴いただいた皆様、MINT HALLのNさんをはじめスタッフの皆様、ありがとうございました！