午前中の駅ピアノイベントに続いては、1年ぶりとなる四日市ムーシケホールでのコンサート。思えば1年前の2月29日、ここでのコンサートを最後に、スギテツは半年近い潜伏期間に入ったわけで、色々な意味で思い出深い会場です。
緊急事態宣言の影響もあり、コンサートやイベントの中止が相次ぐ中、主催のじゅんこイズムミュージカルアカデミーの皆様の尽力で、駅ピアノコンサートとこちらでの2年連続の公演開催に漕ぎ着けて下さいました。
前回はスギテツのみのステージでしたが、今回は休憩を挟んで2部構成。1部はスギテツのみ、2部は地元で活動する管楽器を中心としたアンサンブルの皆様をゲストにお迎えしてのステージです。曲は「ウィリアム・テル序曲」の四日市名物トンテキバージョンからスタート。駅ピアノで美声をご披露いただいた主催の中村純子さんの誘導で、「トンテキ」の譜割りを使った客席とのリズム遊びが展開されました。
その後、お馴染みのラデツキー手拍子行進曲も共演、フィナーレは「線路は続くよどこまでも」を、お客様有志による即席アンサンブルも交えての大セッション。
こういったコラボレーションを交えたステージはこの1年あまりできなかったので、とても新鮮な気持ちで取り組むことができましたし、客席も半数制限ながら完売で、一体感溢れる素晴らしいステージとなりました。
またこうした賑やかなステージがたくさんできる日々が、1日も早く戻ってくることを祈ります。
ご来場いただいたお客様、主催のJUNCOいずむ芸術アカデミースタッフの皆様、地元アンサンブルの皆様、フィナーレのセッションにご参加いただいた奏者の皆様、ありがとうございました!